中央官庁の事務年度の最終月となり、「政策評価」の時期になりました。
政策評価というのは、中央官庁が、自らその政策の効果を把握・分析し、評価を行うことにより、次の企画立案や実施 (PDCAサイクル) に役立てるためのものです。
今週、金融庁の「政策評価有識者会議」が行われます。
例年、フルオープンの形式で行われているのですが、今回は感染防止の観点から一般傍聴の募集は行わず、速やかに議事録を公表する形になりました。
ワタシの方からは、次事務年度の課題として、パブリックコメントを経て3月末に公表された「地域金融機関の経営・ガバナンスの改善に資する主要論点」、いわゆるコア・イシューにおける【探究型対話の徹底】を要望するつもりです。
6月15日のブログにも書いたのですが、地域金融機関の問題は「経営トップと経営陣」にあり、そこにメスを入れれば十分解決の余地があると思っています。経営トップが変わることで、別組織のようにまともになった地域金融機関は少なくありません。(逆もありますが)