二番手以下の地域銀行で苦境に陥っているところによく見られる点を整理してみました。
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(1)経営陣:思考停止、トップ地銀のモノマネばかり
(2)上場コストが重荷:上場の意味があるのか
(3)システムコストが重い:小規模でありながら自前
(4)余資運用が稚拙:人材もノウハウもない
(5)個人金融:AIフィンテックを駆使する異業種の参入は不可避、もはや銀行の高コスト体質でできるビジネスではないのだが、そこに過度に固執。
(6)事業性金融(中小小規模企業):非対面取引は限定的であり労働集約型が基本。つまりリレーションシップバンキング(リレバン)が必須。
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~運用上必要なものは、
①顧客とのリレーションシップという無形資本→→→❌無為無策の経営で毀損
②顧客がいつでも相談できる信頼関係→→→❌顧客不在の自己中心経営で崩壊
③組織的継続的な取り組みのためのマネジメント→→→❌欠如
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整理してみると、何をしなければならないか一目瞭然ですね。
コメント
二番手以下行あるあるですね。
そして①に追加で、運用上必要なヒューマンアセット→これもまた無為無策の経営で毀損しています。