日曜は乗り鉄紀行です。
稲村ヶ崎から七里ヶ浜への電車が右にカーブを切り、キラキラした相模湾が窓ガラス全面に現れると狭い車両の中に歓声が上がります。江ノ電の旅のクライマックスです。
ことほど左様に、海原が車窓に広がる瞬間が、列車旅の醍醐味であることに異論を挟む人はいないでしょう。
山陰本線の餘部、瀬戸大橋に突っ込む直前の鷲羽山のトンネルから出る瞬間などが、思い浮かびますが、ワタシにとってのとびっきりは日豊本線の日出付近、別府湾が突如現れるシーンです。
このことは、2012年12月17日「フグを食べながら思ったこと」にも書いています。
巣篭もり生活の中、別府湾と海の幸が夢に出てきました。
写真は54年前の別府駅の駅弁包装紙。200円也、当時としては高額駅弁です。
コメント
大分に思いを馳せて下さり大変ありがとうございます!
またお会いできる機会を心待ちにしております。
「海原が車窓に広がる瞬間」てのはホントいいです。
近くでも遠目でも、澄んだ海もキラキラの海も。
日出からの別府湾には気が付きませんでしたなあ。
別府には船でも鉄道でも入りましたが、やまなみハイウェイから入った鉄輪温泉の宿からの眺め(夕刻)は特に印象に残っています。
あちこちに湯煙が立ってたりしてね。
その時、別府では何もしませんでしたが、鉄輪も宿もアタリでした。