「お金のことは考えなくてもいいから、事業に専念しなさい」
信用金庫の理事長から言われて、厳しい経営環境に苦しむ中小企業経営者Xさんは「24時間、資金繰りが頭から離れず、事業が疎かになっていた」ことに気づきました。
そこからXさんの会社は回復基調に入ります。
先週のzoom懇談会でも、ある小規模企業の経営者から、「地元では『甲斐の虎』として経済界では知らない人のいない信用保証協会の人の尽力により資金繰り地獄から脱出できたことで、従来温めていた新機軸を実践に移し、事業が好転し始めた」との経験談が披露されました。
今更ながら、金融機関の資金繰り支援の重要性を認識させられた話です。
「資金繰り支援だ」とゼロゼロ融資を流し込むだけの金融機関が多いのですが、資金を出して一丁上がりは、果たして真の意味で資金繰り支援と言えるのでしょうか?
コメント
又聞き、ではないのですが(笑)
「お金のことは考えなくてもいいから、事業に専念しなさい」
信用金庫の理事長は社長さんに真剣な眼差しと心からの労いの言葉を述べた後、「社長がひとりでやることではない」と。
そして「一緒にやってきましょう」と仰ったのが忘れられません。
Xさんの会社は回復基調に入りました。
そしてコロナ禍においても資金繰りは安定しており、今は本業のPL改善支援のフェイズです。
こんなストーリーに出会えたことを後から続く後輩に伝えていきたいと思います。
奥山さま、
感動の秘話ですね。ご披露いただきありがとうございます。