日曜日は乗り鉄紀行です。
織田信長の織田家の発祥の地といわれる織田町。
いまは合併して越前町に組み込まれていますが、かつてこの織田町まで電車が走っていました。
福井鉄道の水落駅(鯖江市)から織田駅までの17キロ、鯖浦線という名称でした。1968年の時刻表によれば、30分間隔の運転で所要時間は36分です。
ワタシが初めて織田町を訪れたのは学生生活最後の旅、1974年2月のことですが、残念ながらその半年前に鯖浦線は廃線となっており、乗ることはできませんでした。
さて、福井鉄道の本線(福武線)は今も健在です。
福井市の中心部から武生までの区間です。
南の起点は越前武生駅ですが、かつては「武生新」という駅名で「新」が後ろにつくのが珍しく、北陸本線の武生駅を停車するたびに特急の窓から同駅の姿を観察していたものです。
武生はかつての越前府中ですが、秀吉が北ノ庄の柴田勝家を攻める途中、府中城の前田利家利長父子(柴田勝家の与力)を訪ねるシーンはしばしば歴史ドラマで登場します。
ハカセの写真集から福井鉄道・福武線のものを送ってもらいましたので、アップします。