今日の乗り鉄紀行は、先週に続いて新潟県。
新潟市の県庁前駅(のちに白山前駅)と燕駅の36キロを結んでいた新潟交通です。
ワタシはゼロ歳から4歳まで新潟市に住んでいましたが、記憶にあるのは、家(父の勤務先の舎宅)から歩いていける砂浜の景観と古町の小林デパートで食べたお子さまランチぐらいです。
その後何度か新潟を訪れる機会がある中で新潟交通の電車は気になる存在でありながら、乗車することなく1999年に全線廃止となってしまいました。
さて、
松本清張さんは若いころ時刻表を眺めて見知らぬ地に想いを巡らしたと言われていますが、ワタシも同じような少年時代を過ごしています。
高校生のときにJTB時刻表は今のサイズになり、市の中心駅は二重丸表示されるようになりました。
二重丸表示の駅は国鉄の線上に点在するのがほとんどなのですが、私鉄沿線でも二重丸表示される駅がいくつかあり、それらに注目していました。
首都圏・名古屋近郊、大阪近郊を除外すると、
三本木(青森県)、信州中野(長野県)、須坂(長野県)、雲州平田(島根県)、加世田(鹿児島県)、
そして新潟交通の沿線には白根(しろね)駅がありました。白根市は2005年に新潟市と合併しましたが、隣村との間で行われる白根大凧合戦は有名でした。
ハカセの写真館から新潟交通の写真を掲載します。いずれも1989年8月13日のものです。