某月刊誌に「得体の知れない活動をしている」と怪しげな集団の如く描かれた地域金融運動体の活動が、昨日、本日の日経フィナンシャルで記事になっています。
~コロナ債務20兆円 回収より「結果出す企業支援」(中小企業支援の現場から-上、12月7日)
~企業価値を直視 「お金のプロ」に出番(中小企業の現場から-下、12月8日)
書き手は伝道師・橋本卓典さんです。
まさに中小企業支援の現場の話がオンパレード。
伊藤貢作さん(北門信用金庫)、吉田茂樹さん(栃木銀行)、2人の企業再生支援の筋金入りのプロフェッショナルが、SBI出資のもとで抜本的なビジネスモデル変革を目指している島根銀行と、島根県信用保証協会、しまね信用金庫の職員に企業再生支援の手ほどきをした、休日セミナーの話が詳細にわたって書かれています。
これぞ地域金融変革運動体の真骨頂。
当該月刊誌に橋本さん、日下さんとともに黒幕として名を連ねたワタシは、この記事を読んで大いに溜飲を下げています。
コメント
ご覧いただき、ありがとうございます。得体の知れない地域金融変革運動体とは、地域金融に対して、それぞれの立場から行動されている方々が、組織ではなく、個として知性を交流させるネットワークかと、私は感じています。会費も規約も代表も登記もありませんが、お二方に限らず、素晴らしい方々が、それぞれの距離感で行動されています。知性を交流させるネットワークは、科学的にも研究されており、運動体は社会実験そのものでしょう。ないといえばない。しかし、あるといえばある。全国のネットワークで知性を交流させ、学び合うという得体の知れなさは、可能性の地域金融そのものです。もちろん教義も教本も、ございません(笑)