昨晩、北國銀行の持株会社に関わる記事が出ました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20210105/3020006971.html
2周先行の銀行ですが、ワタシは昨年末に報道された「全行員を対象とする退職金の前払い」に注目しています。
ワタシは新卒で入った邦銀に14年半勤務して転職したのですが、その時に受け取った退職金は、その2倍勤め上げた場合の1割弱でした。
キャリアのステップアップのために職場を変わることは、金銭面で大きな犠牲を伴うものだったのです。
数年前の「ノルマ撤廃」にしても、「退職金前払い」にしても、北國銀行の他に先駆けた取り組みは、“ヒューマンアセット”の活性化に重点が置かれています。
〜年功要素をなくした前払い制度とすることで、勤続期間の短い中途採用者の不公平感をなくして魅力を高める。行員にとってもキャリア形成のための自己投資や資産運用などに回せるお金を増やし、モチベーションの向上につなげる。(12月25日、日経電子版記事より)