日経フィナンシャル、2月12日は橋本卓典さんの「きらやか銀行の生き残る道 サブスクで本業支援」(リレバンの科学、上)です。
https://financial.nikkei.com/article/DGXZQODF216I10R20C21A1000000?s=1
~「人口が減っていく地域で必要とされる銀行となるには、あえて地元の中小企業とその従業員に対象を絞り、その『喜び』のために行動することで特色を出すべきだと考えました」と粟野頭取は語る。(=中略=)顧客の声を丹念に拾い集めた結果、従業員20人程度の中小企業には「福利厚生を充実させて、従業員の満足度を向上させたい」という共通した課題があることが分かった。こうした悩みをサブスクリプション(定額課金、サブスク)型のサービスで解決していくことも融資先の経営基盤を支えていく重要な本業支援である、と気づいたのだ。(同記事より)
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中小小規模企業の経営者のニーズのトップに上がるのは「販路拡大」ですが、それに勝るとも劣らないのは「従業員の確保」であり、そのための「福利厚生」の充実だと思います。
とくに従業員を大切にする経営者ほど、銀行による「福利厚生」の支援は心に響くと考えられます。
福利厚生のサブスクは、きらやか銀行から始まり、筑波銀行や山口フィナンシャルグループへと拡がっていますが、地域のお客様の実態に即した各銀行による創意工夫の競演に期待が高まります。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJB054NB0V00C21A2000000c/
コメント
先用後利。事業者の総務、人事、福利厚生を代行するプラットホームになるということは、一蓮托生関係を築くことです。ここに本質があります。
〜創意工夫の競演に期待が高まります〜
この言葉に心がワクワクしました!
まさしく、未だ先の見えないウィズコロナの重要なキーワードであると感じます。
もう時間はありません、各金融機関が其々の地域と事業者さまの未来を真剣に考え行動するギリギリのタイミングです。
お客さまの心に響く[創意工夫の競演]を目指しましょう。