週末にSL列車が走る真岡鐵道・真岡線(もおか)は、1988年までは国鉄→JR東日本の真岡線(もうか)でした。
下館駅(水戸線からの乗り換え駅)から茂木駅までの41.9キロ。沿線には真岡市、益子町などがあります。
国鉄時代、まだ水戸線(小山〜友部)が電化していなかった頃は、上野からの直通急行列車「つくばね」号が乗り入れていました。
ワタシが真岡線に乗ったのも国鉄時代です。目的は益子焼でした。
益子焼に最初に出会ったのは横川駅の「峠の釜飯」でしたが、
民芸運動の中心人物の一人、濱田庄司さん(人間国宝)が作陶した場であることから益子に興味をもち、訪れることにしたのです。
濱田さんの民芸運動の同志の一人、河井寛次郎さんは島根県安来市の出身でワタシの実家が河井さんの生家の向かいにあった関係で、民芸運動のことは子供の頃から聞いていました。
100年あまり前、濱田庄司さんがバーナードリーチさんに同行したイギリス(コーンウォール)のセント・アイヴスには日本式登り窯があると、ロンドンから帰国してから教えてもらい、地団駄を踏みました。セント・アイヴスの近くには何度も行ったのに、、、
最後にハカセの写真館、真岡鐵道・真岡線です。