🚩ビックリメッセージ

地域銀行の決算発表が出そろい、この数日、日経新聞の地方版で報道されていますが、かつてと比べると通り一遍ではなくなり、記者の個性が出ているように感じます。

本日の中国版は、コロナ禍でポイントとなる与信費用や経営改善支援にフーカスしており、本質を突いています。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC17CZK0X10C21A5000000/

この記事にはビックリするようなメッセージもあります。

〜鳥取銀行もコンサルティングの専門部署の人員を増強している。「融資が全てではない。場合によっては業態変更も大事になる」(平井耕司頭取)

「業態変更」まで一足飛びではなく、まずは組織的継続的な(現場に丸投げではない)お客様の経営改善/事業変革/事業再生の支援だと思うのですが。

地域金融変革運動体の仲間である伊藤貢作さんも登場します。

〜島根銀行は4月に「企業支援室」を本格稼働させた。企業の再生に精通した外部アドバイザーを招き、取引先の本業を支援する。

そして、

「(コロナ禍で)リスクを取らなかった金融機関は信頼されない。コロナ収束後に資金需要が増したとき、今度は企業が金融機関を選別する段階になる」

この記事のシメにある中国地区の金融機関幹部の言葉に大いに共感します。

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