諏訪シンポジウムにリモート参加しました。
諏訪岡谷地区には、過去の逆境を乗り切ってきた立派な事業者が多いと感じました。浜松でも同様のものを感じます。何といってもチャレンジングなのが良いですね。
そういう事業者さんたちによる、ウイズコロナ・ポストコロナの新様式に対応した事業変革の挑戦を垣間見ることができました。
それを徹底的に寄り添って支援する、という諏訪信用金庫の奥山さんの話も説得力がありました。
第3部にパネラーとして登壇した2人の社長さんは素晴らしく、グローバルニッチ企業を率いる立派な経営者ですが、そういう企業すらもSDGsの取り組みを本格的に始めたのはごく最近とのこと。社長さんたちの正直なコメントには好感を持てました。
改めて、地域金融機関の事業変革支援におけるESG、SDGs、BCPの啓蒙活動の重要性を痛感しました。
トランジション・ファイナンス10兆円などと、ぶち上げている場合じゃないですね。
最後の今井さん(諏訪信用金庫理事長)の挨拶は強烈でした。
「企業さんの取り組みをうかがい、改めて金融機関の変革が遅れていることを痛感。金貸しの発想じゃダメ。」
肯首、肯首。
橋本卓典さん流に言えば、「他人事金融じゃなく、自分事金融」です。
組織的継続的リレバンを粛々と進め、コロナ禍での事業変革支援に努めている諏訪信用金庫がこれじゃ、他の地域金融機関は???