本日の日経フィナンシャルは橋本卓典さんの「京都信金、ピラミッドから相互リスペクト型組織へ」です。
https://financial.nikkei.com/article/DGXZQOUB083G70Y1A900C2000000
8月25日の「京都信金、関心が育むゆたかなコミュニケーション」の続編になります。
京都信用金庫、どんどん進化しています。
「誰もが疑問に思うことは変える」、こういう当たり前のことができない呪縛を解いた増田前理事長、榊田理事長の経営力は見事です。
労働集約型のリレバンモデルでは、地域金融機関で働く人たちが、初心に戻って行動をすれば、お客さまとの信頼関係は回復し、結果として金融機関の収益にも跳ね返ってきます。
現場が、初心、すなわち自ら持っている志を行動として貫くことができる環境づくりこそが経営だと痛感します。
「ピラミッド組織から相互リスペクト組織へ」
労働集約型リレバンを目指す地域金融機関にとって、必読の橋本論考です。
コメント
ありがとうございます。どうしてお客さんのところをグルグルまわり、じっくりと話を聞けて、なおかつ組織内の対話をこれほどできるのか。光の当たるところだけでなく、その時間を生み出している縁の下の力持ち「BOC」(バックオフィスセンター)にフォーカスしました。リレバンには必ず時間と人手が必要です。これを生み出している部署こそ、リレバンを実践しているともいえます。すなわち時間と人手捻出し、本来惜しみなく注ぐべきところに注げるようにするのを経営と呼びます。