~地方企業は無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)を借りても大半を預金に回し、自前融資(プロパー融資)まで手を伸ばさないケースが多い。
17日の日経朝刊「地銀、越境融資を拡大 2年で10兆円増 与信管理に懸念 競争激化、再編も」
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20220317&ng=DGKKZO59141040W2A310C2EE9000
に中にあった上記の文言に違和感を感じました。
文面からすると愛知、岐阜、三重の話のようにも思えるのですが、この地域では不要な資金まで予防的と称し、ゼロゼロをばら撒くことが日常茶飯事なのでしょうか。(そういうことをやりそうな銀行がこの地にいることは想像に難くはありませんが)
だとしても、これを全国で一般的に行われているように書くことはミスリーディングです。オイオイ、、、
地銀協の柴田会長の記者会見の内容がしっくりくるのはワタシだけでしょうか。
~全国地方銀行協会の柴田久会長(静岡銀行頭取)は16日に開いたオンライン記者会見で、新型コロナウイルス禍での実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)について「2021年9月末で残高がある約40万件のうち、既に4割で返済が始まり、今年9月末までにおよそ5割に上る見通し」と述べた。静岡銀行では返済が始まった企業の約4割に対して自前での追加融資を実行しているという。(16日の日経電子版~地銀協会長、ゼロゼロ融資「9月に5割が返済開始」より抜粋)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB167660W2A310C2000000/