菅野大志町長の誕生で活況を呈する山形県西川町から南へ20キロほどの朝日町に本社を構える、朝日相扶製作所に関する記事が日経新聞全国版(8ぺージ)に掲載されています。
「朝日相扶製作所、木製家具をOEM生産〜国連本部に椅子260脚」
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20220504&ng=DGKKZO60512360T00C22A5FFT000
かつて、朝日相扶の阿部佳孝社長と、同社を支援し続けている渡邊浩文さん(荘内銀行)のお二人の話を、渡辺茂紀さん(金融庁)の知見結集の土曜勉強会でうかがい、感銘を受けたことが思い出されます。
一昨年のジンテックセミナーでもパネラーとして登壇した渡邊浩文さんが朝日相扶の取組みを紹介しているので記憶にある方も多いと思います。(橋本卓典さんの「捨てられる銀行4」にも)
https://www.jintec.com/library/library-1324/library-1329/
昨今、旅芸人ブログでは
「地域金融機関の自前コンサルティングには限界がある。地域金融機関は外部連携を駆使したプロデューサー機能に徹するべき」、
と発信していますが、これは渡邊浩文さんの朝日相扶製作所の支援活動からインスパイアされた(というか教えていただいた)ものに他なりません。
コメント
ありがとうございます。
世界でも職人の人手不足はあります。
朝日相扶製作所は、世界最高の木工OEM集団を目指していました。
そこにテックバンカー荘内銀行渡邊浩文さんが現れた話です。渡邊さんは、いろいろな企業に事情、状況に応じたそれぞれの打ち手を講じています。科学技術を理解しているから、経営と技術を先読みして動けるのです。
「地域金融機関の自前コンサルティングには限界がある。地域金融機関は外部連携を駆使したプロデューサー機能に徹するべき」
という本文中の上記のお言葉で、今まで疑問に思っていた金融機関のコンサルティング業務はどの程度までやるべきかについての考え方が腑に落ちました。
ありがとうございました!