昨日の日経電子版(本日の日経埼玉版にも)「埼玉でコロナ下の女性起業増、日本公庫融資21年度57%増」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC09AAB0Z00C22A6000000/
素晴らしい取り組みです。
これを見て、同様スタイルで起業家支援を2014年から行なっている石川県七尾市のことを思い出しました。
市役所、商工会議所、信用金庫が日本政策金融公庫とタッグを組んで粛々と実績を上げている「ななお創業応援カルテット」です。詳しくは下記のブログを↓
このブログの内容に対し、ワタシの信頼する地域金融機関の人から次のようなコメントをいただいています。
~ のと共栄信用金庫さん、素晴らしい取り組みですね。ぼくも創業後の伴走支援が重要であると考えます。巷では創業・開業資金の取り扱い件数ばかりフォーカスされていますが、重要なのは創業後のフォローアップなんです。それは創業後に起こる事象は事業者様にとってすべて初めての事であり、金融のプロの力が必要となるからです。創業後、創業計画と比較し、トップラインが減少して推移した場合は修正計画の策定(原因究明、販路拡大策、経費圧縮策等)、反面、増加して推移した場合においても上り坂の資金を要します(創業後、間もない事業者様の財務状況は脆弱で当然です)。
創業支援はスタートアップのとき以上に、その後の資金面・経営面での伴走が非常に大事です。
埼玉での取り組み、ここからが正念場だと思います。
まずは資金面でのフォローアップを担う地域金融機関、さらには信用保証協会の覚悟が問われます。
その点についてのメッセージが欲しいですね。