このところ体調が良く、コロナもおさまってきたので、積極的に外出しています。
先日、意見交換会の場で、中小企業金融・地域金融を担うある組織機関の最近の取り組みを聞きました。
かつて、この機関は担い手としての責任を放棄しているのではないかと思われるレイジーな組織だったのですが(←あくまでもワタシの印象です)、コロナ禍のなかで地域事業者にとって頼りになる顧客本位の組織へと見事に変身しつつあります。
上層部に抵抗勢力がいまだに岩盤の如く存在するのではと、旅芸人は推察するのですが、そういう機関が、組織的持続的な顧客本位の組織に、いかにして生まれ変わったのか。
是非とも聞いてみたいポイントでした。
当初は孤軍奮闘だった改革の志士の心の拠り所となったのが、全国各地で同様の戦いを展開し続けている同士たち、さらには同じ思いを持った外部の仲間たちだったとうかがい、
手前味噌ながら、地域金融変革運動体の活動も少しは役に立っているなと感じた次第です。
責任あるポジションにいながら、使命感のかけらもない、自分のことしか考えていない輩には虫唾が走るのですが、彼らに切り込んでも、のれんに腕押しか、すくむだけ。陰でブツブツ、始末に負えません。
最近は腹立たしさを越えて、呆れ果てています。
地元事業者のことを考えると、彼らの自主変革を待つだけの時間は残されていません。
レイジーな茹でガエル組織のなかで孤軍奮闘する人たち、さらにはそういう人たちの草の根ネットワークを、旅芸人は微力ながら応援し続けていきます。
そういう会合にはどんどん顔を出しますのでお声がけください。
組織風土を変えたいがどうして良いのかわからないと思っている、正直な心ある経営陣の方もどうぞ。お力になれるかもしれません。裏木戸を開けて待っています。