🚩マキノ

京都銀行の名前が、本日の日経朝刊の記事に2箇所出てきます。

(1)「京都銀行、16年目の衝突 『穏健派』が初の株主提案」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC29BCR0Z20C22A6000000/

〜「らちがあかない」。英投資ファンドのシルチェスター・インターナショナル・インベスターズは今年の京都銀行など4行に還元強化の株主提案をした。シルチェスターは対話を通じ企業価値向上を促す「穏健派」として知られてきた。1995年から日本企業に投資してきたが、株主提案という強硬手段は初めて。2006年から投資する京都銀には資本配分見直しなど水面下で提案してきたが、ティム・リネハンは「検討する姿勢が見られなかった」と憤る。京都銀頭取の土井伸宏からすれば、21年に株主還元の目標を引き上げるなど対話を重ね、歩み寄ってきた意識もある。「地銀は利益追求だけでなく、地域産業を支える役割がある」と反対した。6月29日の総会でシルチェスターの提案は否決されたが、25%の賛成を集めた。(記事より)

(2)「月桂冠OBら、滋賀県の酒蔵を承継 京都銀行も支援」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF0531P0V00C22A7000000/

〜酒蔵の事業承継を手掛ける夢酒蔵(京都市)は5日、滋賀県高島市の吉田酒造の全株式を取得したと発表した。夢酒蔵は月桂冠退職者らが経営悪化した中小の酒蔵支援のために2022年1月に設立。今回が初めての事業承継となる。3年以内に吉田酒造の経営を改善し、売上高拡大を目指す。京都銀行も同日、同行のファンドを通じて夢酒蔵に出資したと発表した。(記事より)

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十数年前の冬に、吉田酒造の最寄り駅であるマキノ駅で途中下車したことがあります。

大阪から湖西線で北陸に向かう時に、いつも気になった湖北の集落だったからです。

マキノの街並みを思い出しながら、(2)は(1)が間接的に後押ししているのでは、と考えています。

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コメント

  1. ランスロ より:

    こういういい刺激を与えるのであれば、外資のアクティビストファンドもいいですね。

    「対話を通じ企業価値を促す『穏健派』」リレーションシップバンキングの投資ファンド版という感じもします。シャンシャン総会に陥りがちな世相に一石を投じて欲しいです。

  2. ARC より:

    マキノには思わず反応してしまいます。
    マキノがニセコと並ぶJRのカタカナ駅、というのはともかく
    90年代末の在阪時代、今津に友達ができて、高島、今津、マキノには度々遊びに行ってました。
    高島なんかは水の郷で通ってますが、確かによい酒ができそう。
    琵琶湖の北側の水質は南側とは段違いで、湖水浴には最適。海水浴と違って、シャワーの必要もなくて、乾かしてそのまま帰れます。
    湖西線になって琵琶湖の北側も行き易くなりました、また訪れたいなあ。