地域金融機関のディスクロージャー誌、旅芸人からみてナンバーワンはどこ?、
よく聞かれますが、イチオシはこちらです↓
https://www.wakashin.co.jp/04disclo/year-2022_2021-r03-78/78_all.pdf
「SDGsも伴走支援も“日常業務”、取り立てていうことじゃないでしょ」
と、常にトップが淡々と語っておられる意味が、ディスクロージャー誌を見るとよく分かります。
冒頭が「創業理念」(信条)、その次に来るのが、
「金融仲介のベンチマーク」
それぞれ経営トップの着眼点と評価(トップの見解と課題)が明解に書かれています。毎年恒例で継続性があります。
そして、今年のズームアップ。
トップに来るのが「人財」です。
人財育成の制度、取り組み、具体的な内容が詳細にわたり記載されています。
働きがい・働きやすさに関わる直近“データ”も5期にわたり、公表されています。
もちろん、中途退職者の人数、その平均勤続年数も開示してあります。
人的資本の重要性が語られる昨今ですが、この金融機関のような人財に関する情報開示は、他にどこかあるでしょうか。
コメント
よくあるパターン化したディスクロ誌と違う。
会員と顧客に軸が置かれた、わかりやすい内容で表現の仕方も素晴らしい。
形式的につくるでなく、毎年良く検討して作られていることが感じられます。
本当に素晴らしいですね。
このディスクロージャー誌を拝見すると、見出しに仰々しくSDGsやESGなどと掲げていないところに好感を持ちました。
日常業務に組み込まれているから、ことさら強調する必要がないのでしょうね。
たいして中身がないのに、看板だけ大きいなんちゃってSDGsの対極に位置すると感じます。
ホンモノの凄みを味わった思いです。
早速ダウンロード&印刷して拝読させていただきました。
仕事柄、多くの金融機関のディスクロージャー誌に触れる機会があるのですが「経営指標」「地域貢献」等より先に「人財」のページが有ることに衝撃を受けました。
貴重な情報をご紹介いただき、誠にありがとうございます。