22日のジンテックセミナー、番外編です。
パネラーを務めた小野澤さんの塩沢信用組合の営業区域には直江兼続のふるさと(坂戸城下、六日町)があります。
NHK大河ドラマ「天地人」(2009年)の主人公は直江兼続。
小野澤さんによれば、放映時には全国各地から多くの観光客が坂戸城とその城下を目指し、地元の商業関連の売上は爆発的だったそうです。
さて、
小野澤さんの営業区域近郊と、もう一人のパネラー・宅和さんの玉島は河井継之助でつながります。
玉島は備中松山藩の飛び地になります。
同藩の財政改革の大ナタをふるった陽明学者でもある山田方谷のところを河井継之助が訪れたことはよく知られています。
備中松山(現在の備中高梁)には重要文化財の天守閣が現存しており、伯備線には方谷という駅もあります。
かつて方谷駅あたりには方谷の私塾があり、そこに河井継之助が滞在したとの話は旅芸人ブログでも書いています。
岡山県の備中地区では「方谷先生を大河ドラマに」との声は以前からあり、旅芸人も影ながらそれを応援しています。藩主である板倉勝静(将軍慶喜時代の老中)の生き様にもドラマがあります。
現在上映中の河井継之助の映画「峠 最後のサムライ」では、家老職に就いてからが描かれており、方谷先生を訪れる場面を期待した宅和さんからは「残念」の一言。旅芸人も同感です。
長岡戦争で会津で再起を図った継之助が亡くなったのは、塩沢信用金庫の営業区域の隣町、福島県只見町です。こちらの場面は映画でも登場します。
ジンテックセミナーの直前、大河ドラマと映画で盛り上がっておりました。