東京にはない、長距離ハイウェイ

東名高速、中央高速、名神高速のなかで、開通が最も遅いのは東名高速で1968年。

一番早かったのは名神高速で、東京オリンピックの翌年、1965年に全通しました。

さて、

旅芸人の中学(東京、区立)の修学旅行は1966年秋。行き先は京都・奈良でした。

当時、ビジネスマンに人気のプラチナチケット新幹線は修学旅行に割り振られておらず、東京の中学生たちが乗るのは修学旅行列車「ひので」号。

品川~京都を7時間半をかけて、東海道本線(在来線)を走行します。

週末、乗り鉄紀行。今日は、50年以上前の中学校の修学旅行の話です。この時代は東京の公立中学の修学旅行は京都というのが定番でした。新幹線は2年...

「今年の修学旅行では、京都に入る前に、“日本初”のハイウェイを走って、最新鋭の琵琶湖大橋を渡るぞ」

先生のいう新企画で、我々は米原駅で「ひので」号を降りて、観光バスに乗車。ガラガラの名神高速を栗東(だったと思う)まで突っ走り、琵琶湖大橋、比叡山経由で京都市内に入りました。

肝心の京都のお寺巡りはほとんど覚えていませんが、当時東京にはなかった長距離ハイウェイのバス旅とピカピカの琵琶湖大橋はしっかりと記憶に残っています。

奈良の方は高田好胤・薬師寺副住職(当時)の法話。あの語り口は忘れられませんね。

「ひので」号の写真がオレンジカードのコレクションの中にありましたので、添付しておきます。