千葉興銀の大株主であるみずほ銀行が、保有する千葉興銀の普通株式の一部を売却、
それを千葉興銀が購入し、取得した同行普通株式の一部を株価及び業績向上への従業員の意欲や士気を高めることを目的として導入する従業員向け報酬制度(ESOP)に充当する、
との発表を本日、千葉興銀が行いました。
~本制度を通じて、対象となる従業員の当事者の意識の育成、並びに、高い目標にチャレンジする組織風土を醸成することにより、長期的な業績向上や株価上昇に対する意識や士気の高揚を図るとともに、当行の株価や業績と従業員の処遇の連動性をより高め、経済的な効果を株主の皆様と共有することで、持続的な企業価値向上を図ってまいります。(同行プレスリリースより)
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230227518946.pdf
まさに従業員のエンゲージメントを高める資本戦略として注目に値します。
千葉興銀には昨年、ありあけキャピタルが5%強の投資を行っていますが、
〜(ありあけキャピタル側が提出した)大量保有報告書では保有目的を「純投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」とする。ありあけキャピタルの田中克典社長は自身のツイッターで「千葉県という恵まれた地盤を活かして企業価値向上にむけて友好的なエンゲージメント(を)していきます」とコメントした。(日経電子版2022/11/17)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC17BHN0X11C22A1000000/
「ありあけ効果」が出ているように感じます。