ワタシが中学生の頃、半世紀以上前ですが、
甲州街道や青梅街道を新宿追分行きのバスが頻繁に走っていました。
現在の新宿3丁目交差点あたりが新宿追分で、2つの街道の分岐点でした。
元禄時代のころから内藤新宿の追分にだんごを出す茶屋があり、それを戦後に復活させたのが、新宿3丁目に店舗を構える「追分だんご」と言われています。
追分という場所は全国にありますが、北国街道と中山道が分かれる信濃追分がよく知られています。東隣りの沓掛が中軽井沢、西隣りの御代田は西軽井沢だそうですから、信濃追分も軽井沢の一部なんでしょう?
そして、北海道にも追分があります。
こちらは室蘭本線が夕張線を分岐する地点です。かつては鉄道の町として栄えました。
追分からの夕張線の一部は、石勝線として残っており、札幌と帯広・釧路を結ぶ幹線となっています。
半世紀前の追分駅の写真がハカセから届きましたので掲載します。
追分駅、1974年12月12日