4月1日のブログ「週末に元気が出る話」で紹介したイノチテラス(静岡市)、
ファイナンスに関係された方々に、詳しくうかがったところ、
本件は、
【知財・無形資産に着目して無担保、それも創業資金という意味では、初めての大型案件ではないか】
とのことです。
YouTube ↓に登場する金融機関(商工中金、静清信金、静岡銀行、登場順です)の人たちの話もステキです。
https://www.chugoku.meti.go.jp/ip/contents/130/index.html
是非ご覧ください。
コメント
私がサポートしている若手創業者たちにも、10年後の自社のあるべき姿、ありたい姿を描いてもらってそこに至るまでの一里塚を明示するように中期計画書を策定することを勧めています。
金融機関にいた者としてその大切さを実感しているところであるし、資金調達をするためには最低限必要なものであると認識しているからです。
ただ、ここ数年のゼロゼロ融資はこうしたビジョンがなくても資金調達が出来る状況を作ってしまって、経営者を鈍らせる状況を作ってしまいました。
6月からの返済再開が困難な経営者には、向こう3年間の事業計画を提出してリスケに応じてもらうように指導しているのですが、金融機関は簡単な資金繰りの提出だけで応じてくれるような状況です。
私のサポート先には、金融機関が求めていなくとも事業計画の策定をするように指導していますが、それはとりもなおさずその企業の成長のためであるとの信念からです。
どうもこのゼロゼロ融資は、金融機関も経営者もダメにしているように感じられてなりません。