年間100日以上のペースで全国各地を歩き回っていたとき、「水」はひとつのチェックポイントでした。
帯広や熊本は水道水が美味いと思いました。
旅芸人ブログでは、2月に六郷(秋田県)の水を取り上げましたが、
南阿蘇の「白川水源」と「高森湧水トンネル公園」を紹介しないわけにはいきません。
https://www.vill.minamiaso.lg.jp/kiji0031111/index.html
https://www.town.takamori.kumamoto.jp/kanko/kankomap/kanko/yusui.html
いずれも国鉄高森線の沿線にあります。
高森線は1986年に第三セクター・南阿蘇鉄道となっています。全線17.7キロ。
2016年の熊本地震で、現在は一部区間が普通となっていますが、いよいよ本年夏に復旧全通との嬉しいニュースも入ってきました。
https://www.mt-torokko.com/2023/02/03/5967/
さて、
南阿蘇鉄道の起点は豊肥本線の立野駅。
立野のスイッチバックは雄大な車窓が楽しめ、旅芸人は鹿児島出張の途中で何度も立ち寄っていますが、
十数年前の夏に、立野で南阿蘇鉄道に乗り換え、高森に向かいました。バスのようなディーゼルカー1両です。
立野を出発してほどなく立野橋梁。白川の深い谷に吸い込まれそうです。
立野から4つ目「南阿蘇水が生まれる里白水高原駅」は日本最長の駅名ということで話題になっていました。(今はその座を明け渡しているようです)
2012年に白川水源の近くに南阿蘇白川水源駅ができましたが、ワタシが白川水源を訪れたときは設置前で、阿蘇白川駅から歩きました。
国鉄時代には高森線の終点高森駅から、高千穂線の終点高千穂駅までの23キロを延長する計画があり、工事が始まったもののトンネルで大量の出水に見舞われ、断念した経緯があります。
いまは高森湧水トンネル公園となっていますが、暑い夏の日、幻想的な空間で涼をとったことは忘れがたい思い出です。
★高千穂線についてはこちら↓
最後にハカセの写真館から、高森線。
立野橋梁のものについては、国鉄時代と南阿蘇鉄道になってからのものと比較してみてください。
↑高森駅、1971/3/12
↑立野橋梁、1971/3/12
↑立野橋梁、2000/7/22
↑阿蘇白川駅、1972/2/25
↑阿蘇白川〜高森、1972/2/25