3月末から45日。2022年度の地銀決算が出揃いました。
本ブログ4月12日、「融資ボリューム2桁増の背景は?」
で、
「2022/9月末、政府関係向けの貸出を除外した貸出ボリュームの伸び率を算出したところ、年間増加率が10%を越えている第一地銀は2行のみ」
と書いていますが、
この両行の決算資料で確認したところ、中間期だけではなく、3月期も貸出ボリュームは前年同期比で2桁の伸びを計上していました。
いまや、低利攻勢だけで貸出ボリュームを増やすことは容易ではありません。
両行の順調な貸出増加の背景にあるものは何か?
いずれも、かつては地銀屈指の高い自己資本比率を誇る銀行でした、、、