🚩分業制では革新は起こらない

十数年前、地域の魅力研究所の仲間たちと、全国各地の伝統産業の分野で革新的な動きをしている方たちを訪問していました。

織物、漆器、陶磁器など。

伝統工芸の弱点として、たとえば織物だと糸やー染やー織屋―仕立てやー呉服屋という風に、分業制になっているのが問題であり、分業の担い手それぞれが技術は磨いても、お客さまのことがわからなくなり革新が生まれない、上流工程のひとは遣い手のことがわからなくなるとの話が、今も心に残っています。

セゾン投信の中野さんの辞任劇を見ていて、思い出したことです。

セゾン投信の中野晴啓会長CEOの退任に関する記事が数多く出されていますが、 12日の日経ビジネスの記事、「『あなたでは大きくならない...

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