🚩問われているのは経営力だ

22日の日経電子版「京都銀行、物言う株主が狙い撃ち 配当金依存に厳しい目」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF022AF0S3A600C2000000/

~「物言う株主」の英シルチェスター・インターナショナル・インベスターズは2023年、地銀では京都銀にのみ、株主還元の強化を求める提案を出した。京都銀は保有する地元優良企業の株式から毎年多くの配当金を得ているが、利益をため込むばかりで成長につながっていないとの厳しい目が向けられている。(記事より)

シルチェスター・京都銀行の話は昨年来、旅芸人ブログでも何度か書いていますが↓、

6日の東洋経済オンライン、「地方銀行の目を覚ました『シルチェスターの乱』~突然の『株主提案」が地銀業界に衝撃を与えた」ですが、 ...

記事のポイントはここ↓だと思います。

~京都銀を巡っては貸し出しなどの本業で稼げていないとの評価も根強い。23年3月期の貸出金利回りは0.76%と全99地銀中ワースト3位に沈んだ「(京都市内の)メガ信金が強くて利回りはずっと低い」(京都銀幹部)状態で、収益に占める有価証券利息配当金の存在感は大きい。本業のてこ入れを進めなければ、物言う株主の理解を得るのは難しい。(記事より)

9兆円ものバランスシートを使って、あれだけの収益しか出せない経営力こそ、株主(シルチェスターだけではないはず)の指摘ポイントとして然るべきものです。

まったく違和感ありません。