2年ほど前に、島根県西部のソウルフード「赤天」を長野県のラーメンチェーン「テンホウ」に対し、地域金融変革運動体のネットワーク(小野拳さん、奥山さん)がつないだ話を紹介しましたが、
そのテンホウの記事が、本日の日経信越版に掲載されています。
テンホウはかつて甲府市にも出店しましたが、今は長野県内のみ。
記事の以下の箇所が印象に残りました。協同組織金融機関に相通じるものがあります。
〜現在の目標は、あえて拡大・成長路線は目指さず、老舗のように「社会に認められ永く続く会社」だ。人口が減っていく社会のなかで地域に支えられる店でなければ「地方の飲食チェーンは生き残れない」(大石社長)との考えが背景にある。出店も当面、長野県内に絞る計画だ。同社本社部門には現在、親、子、孫の3世代で働いている社員がいる。親と子がともにスタッフになっている店もあるという。親が子に勧める職場は、それだけ地域に支持されていることの証しともいえる。新たな「老舗」を目指していくテンホウの経営スタイルは、地方の飲食チェーンの一つのあり方を示している。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC0476B0U3A700C2000000/