今月発行の信用保証協会の機関誌「信用保証144号」を読みました。
本号は、「今が旬で、今もっとも求められている」、
「業種別支援の着眼点」(金融機関などの事業者支援能力の向上を後押しする目的で金融庁が公表)と、「信用保証協会の経営支援業務」の
2本柱です。
前者に関しては、着眼点作成にあたっての研究会にも委員として参加した栃木県信用保証協会の安西さんの、同協会が中心となった県内関係者による活用に関する論考があります。
先進地区・オール栃木の取り組みを、全国の信用保証協会の役職員には是非とも読んでいただきたいものです。
後者では、青森県、名古屋市、岡山県の3つの協会の経営支援業務が紹介されています。
とくに岡山県の御船さんの論考は力作です。
~ありがたいことに県内の金融機関や中小企業支援機関から、徐々に「以前の岡山県信用保証協会とは違う」との声をいただけるようになった。
と文中にもある通り、この一年の岡山県信用保証協会による経営支援業務の進化は目覚ましいものがあります。
御船論考ではレベルアップに向けて具体的に行った総力戦連携の取り組みが列挙されており、キャッチアップを図る協会にとって示唆に富んだ必読の論考です。