🚩未経験者でも溶け込める仕組み

最近の仲間内の雑談では、金融の世界においてもAIの勢いがますます加速している点に収斂されていきます。

昨日も金融業界を熟知するある方から、

「人間が作業をやる余地はほとんどなくなる。人が余ると騒いでいるけど、人口減なんだからAIによる代替は渡りに船ではないか」

と、ストレートな一撃。

そらそうよ。

地域金融機関や信用保証協会にとっての今後の大きな経営課題は、

「AIに取って代わられる仕事に固執する人たちに、いかに本来の労働集約型業務で活躍してもらうか。」

となることは間違いありません。

信用保証協会の場合、すでに先進的なところは経営支援業務の強化に照準を合わせ、組織全体がそちらに大きく舵を切っています。

地域金融機関の場合には、AIが頭角を現す以前から、それを先取りするようなかたちで、事務部門や管理部門に従事する職員がかなりの比率で事業性取引担当にシフトすることに成功しているケースがあります。

しかも、その金融機関から聞こえてくるのは、早期退職が激減したという話。

「事業性の仕事をして良かった」、

お客様から褒めていただくことで、意識改革が加速しているようです。

未経験の職員が事業性取引に溶け込んでいける仕組みをいかに作り上げるか。

成功事例はすでにあります。

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コメント

  1. 田舎者の信金マン より:

    そらそうよ 笑
    ごもっともですね。

    AIに仕事を奪われると、人間の自己保存本能は心配するのですね。
    DNAに書き込まれているので要注意です。

    ここ100年で無くなった職業はエレベーターガールなど限られた職業です。
    AIを積極活用してブラッシュアップすることこそが、AI化の本質だと思ってます。

    その時に人間たる資質
    『真善美』が問われるのだと考えます。