師走です。
今年はメディアの方と会うたびに、信用保証協会の話をしていました。
「今なぜ信用保証協会なのか」との質問を受けるので、以下のポイントをワンパターンで捲し立てています。
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~コロナ禍により実質最大の信用リスクを抱えることになった。
~日本は小規模事業者でも複数の金融機関取引。実は個別金融機関には事業者の全容が見えていないことが多い。
~地銀も信金信組も一般事業性貸出の比率は決して高くない。個人向け融資や預かり資産業務もあり事業性取引に専念できない。一方、信用保証協会の業務はすべて事業性取引。
~地銀も信金信組も現場力が落ちている。単品商品の物売りと成り下がっている。経営支援、再生業務は他人事となり、これら業務に従事するのは一握り。
~平成30年の制度改革で経営支援業務が明文化されている。
~信用保証協会の業務は作業の比率が高い。作業はAI等に任せて、事業者との面談の時間を作っていくこと。「経営支援業務」は保証協会役職員の雇用と処遇を維持するためには必須。
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信用保証協会のメディア・リレーションシップ向上に尽力しておられる皆さんの土台があるので、ワタシの話に対しても、リスペクトするメディア関係者たちはしっかりと受け止めてくれます。
こういうメディア人たちが、コロナ禍などで過剰債務となり苦しむ事業者さんにしっかりと寄り添って支援している信用保証協会の現場を、取材してくれることを強く望みます。
聞くところによると具体的な動きもあるようで、年明けを心待ちにしています。