3日のブログ「零戦のごとき虎の巻」に対し、橋本卓典さんからコメントが入っていました。
~これは重要な地域金融行政の転換だと思います。(中略) 人口増加時代の時代錯誤な行政運営では済まなくなったということだと思います。今週、そんなコラムも書きます。(コメントより)
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今朝、その橋本コラムが発信されました。
日経フィナンシャル、
~企業支援の勘所、決算書で「決めつけ」厳禁
「業種別支援の着眼点が変える(前編)」
です。
https://financial.nikkei.com/article/DGXZQOUB273PU0X21C23A1000000?s=1
~業種別支援の着眼点がこれまでの「金融庁押しつけ型施策」ではなく、地域金融機関が中小企業支援で使いやすいよう「現場の実態に即した施策」となっているということだ。これは地域金融行政の重要な質的転換を意味している。神は細部に宿る。ということは、個別具体的施策の運用や理念を丹念に追っていけば、大元である金融行政の考え方までたどっていくことができるかもしれない。本コラムの狙いはそこにある。(記事より)
具体的ストーリーは、
契約先の地銀行員に帯同し、顧客訪問を重ねる伊藤貢作さんの活動にフォーカスされています。
橋本さんのラジオ番組(計3回)での伊藤さんの話を思い起こされる方もいるでしょう。
いうまでもありませんが、伊藤さんは業種別支援の着眼点の執筆者です。
後編が楽しみです。
コメント
ありがとうございます。ベンチマークや事業性評価シートの提出を凍結し、伊藤さんのような現場の最前線にいる方に重要施策の執筆を依頼し、かつ各金融機関などで、カスタマイズを奨励している時点で、金融行政も進化したということです。