昨日のブログ、「金融行政の質的転換に気づいているか」の冒頭に、
~金融検査マニュアルの廃止によって、「過去から未来へ」、「回収から支援再生へ」という方向性が鮮明になったタイミングをとらえ、島根県信用保証協会は松江シンポジウム2020を開催しましたが、、、、
と書きましたが、
ワタシが信頼するある金融関係者から以下のような指摘を受けましたので、紹介します。
「確かに金融機関も信用保証協会も回収部隊は縮小し、支援再生部門が増員されている。ただ、気をつけないといけないのは審査段階のスタンスだ。まだまだ、入り口すなわち審査の時点で、検査マニュアル時代と同様に、いまだ回収意識が根強くこびりついている金融機関が少なくない。」
金融検査マニュアル廃止から5年目に入りました。コロナ禍で多大な債務を抱える事業者への支援再生は待ったなしです。