銀行に忍び寄る、ゼロゼロ融資「剥落」のリスク~保証債務への依存度が高い金融機関を大公開!
本日発信された東洋経済オンラインの一井さんの記事です。
シリーズ第三弾。
~特需に沸いた金融機関は今、曲がり角を迎えている。ゼロゼロ融資の返済本格化で、貸出残高が縮小に転じかねないためだ。中には、貸出残高全体の2~3割をゼロゼロ融資が占める金融機関もあり、返済本格化は座視できない経営課題だ。では、ゼロゼロ融資の剥落による影響が大きそうな金融機関はどこか。東洋経済は金融機関ごとの保証債務残高を集計し、ゼロゼロ融資への依存度が高い銀行や信用金庫、信用組合を算出した。(記事より)
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地銀、信金、信組、3業界のゼロゼロに傾注したトップ5が紹介されていますが、[ワタシの知る限り]貸しっぱなしのプロダクトアウトの金融機関が並んでいる感じです。
ゼロゼロ融資は時間稼ぎに過ぎず、貸し手となったからには、そのなかで事業者に対しどれだけ経営支援に注力できるか、という本来の目的通りとは思えない刹那的で自己中心的行動の金融機関であり、残念です。
そのなかの一つは、
トップが「顧客に寄り添い、支援再生にしっかり取組む」と公言しており(ご本人から直接うかがったこともあります)、以前から注目していたのですが、競合金融機関からはトップのメッセージと現場の行動はまったく違うとの厳しい評価も多く、困惑していた金融機関でした。
この記事でその実態を垣間見たようで裏切られた気分です。