先週に続き、今日の乗り鉄紀行も筑豊本線(福岡県)です。
筑豊本線の沿線にある都市といえば直方と飯塚ですが、ワタシの高校生の時代には篠栗線(博多の隣駅・吉塚~飯塚の近郊にある桂川駅)が全通しておらず、筑豊から博多に行くには鹿児島本線の原田駅(はるだ)で乗り換えという経路でした。
当時、直方、飯塚から博多へは原田経由の直通列車が走っていました。
いまは二日市駅と鳥栖駅のはざまのローカル駅に過ぎないのですが、サンロクトウ(1961年10月)の時刻表を見ると、原田駅には駅弁マークがついています。80円のかしわ飯との記載があります。ちなみに折尾駅のかしわ飯も80円。
飯塚と原田の間には冷水峠(ひやみずとうげ)があり、SL時代には難所といわれたところです。
ハカセの写真館には、飯塚駅のボタ山を背景にしたSL列車、冷水越えのSL列車があります。いずれも懐かしいショットですね。
コメント
筑豊富士の写真、ボタ山の巨大さがよく出てますね。半世紀でこんなに積み上げちゃったんだから人間はおそろしい。
昔筑豊に入ったときは、そこかしこにあるボタ山はえらく異様に見えたもんです。
近年、筑豊をたびたび通ったのですが、今はボタ山とわからないほど自然と同化してます。自然も大したモンだ。