10日の日経・東北版、青い森信用金庫(本店八戸市)の益子理事長のインタビュー記事。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC078P60X01C21A2000000/
この中にある「新型コロナウイルス禍で生じる顧客の課題は何ですか。」との質問に対する益子さんの回答は正鵠を射ています。
「一番心配しているのは、2年間近く仕事が停滞することで、やる気を失ってしまうことだ。飲食関連などで、資金に余裕があるうちに返済完了して店をたたむ動きが出ている。寄り添ってそれを食い止めるためにも、『かかりつけ医型』コンサルティングの力を発揮していきたい」
資金面で何とか対応できるうちに廃業というのが、地域金融機関にとって最大のリスクです。
地域にとって事業をする人たちは宝です。過疎化が進んでいる地域は尚更です。
口だけでない伴走が求められます。
〜青い森信金、「かかりつけ医型」で地銀とすみ分け
というのが、この記事の表題ですが、地銀もやることは同じです。
合併作業に追われて、顧客に向き合う姿勢が疎かになっているのだとしたら残念です。そうではないと思いたいですが、、、