2日の日経中国版に田部長右衛門さんのインタビュー記事が出ています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC214UK0R20C22A1000000/
田部さんは、室町時代から出雲に本拠を構える、全国屈指の山林王・田部家の25代目です。
祖父である23代長右衛門さんは国会議員や島根県知事を務め、司馬遼太郎さんの「街道をゆく 砂鉄のみち」にも登場します。
田部さんとは10年間、地元地銀の社外取締役でご一緒しましたが、課題先進地域の経済社会をリードする“事業家”としての、スケールの大きい思考と高い視座をうかがい、何度も身が引き締まる思いをしました。
地銀は地域活性化の主役ではなく、地域の事業家にしっかりと寄り添うバイプレイヤー(名脇役)です。
主役だと勘違いしている地銀がありますが主役じゃないし、脇役だからといって自己中心の傍観者に成り下がったらおしまいだと思います。