病気で倒れてから、5年と3ヶ月余りが経過しました。
この期間はワタシが30数年前に海外駐在していたときの期間とまったく同じ長さです。
他社の駐在員たちが、2〜3年ごとにホームリーブ (一時帰国) で日本に戻るのを横目に見つつ、ワタシはこの間、一度も帰国することはありませんでした。勤務先の規定です。
5年余り経過し、アンカレッジ経由 (当時は欧州からの直行便はなし) で帰国したときに、成田の入国管理官から「長いお勤めご苦労さんでした」と言われたときには思わず苦笑いしました。
今のちょうど半分の年齢でした。
同じ5年余りでも、今回の方が格段に短く感じます。
歳のせいなのでしょうか、それとも、、、
あっという間ともいえるリハビリ三昧の生活ですが、三歩進んで二歩下がるリハビリ生活とは一生の付き合いです。
動けない分、ブログの方でどんどん発信し続けます。これがパワーの源のようですから。
自ら足で情報を集めるという芸当はできなくなりましたが、地域金融に関わる耳寄りの現場情報をくださる皆さんには、心より感謝申し上げます。
コメント
体を悪くされた分、以前よりも益々舌鋒が鋭くなり、それはそれで頗る痛快ではありますが。(笑)
『歳寒くして、然る後に松柏の彫むに後るるを知る』。この5年3ヶ月の間、地域金融機関を巡る環境は随分と厳しくなりましたが、その結果として、真に矜持を持った地域金融機関が次第に明らかになって来ていることも事実です。
このような地域金融機関の経営者の方々を中心として、橋本卓典さんの著作をキッカケに有志の方々が結束を固めつつある昨今の動きは、5年3ヶ月前には想像が出来ませんでした。
多胡さん、今こそが最もワクワクさせられる時機です。更なるご活躍を期待しています!
私も多胡さんも、新田さんも、寺岡さんも、竹内心作さんも5年前はお互いに知り合ってもいないのですから(笑)行動と「繋がるチカラ」があれば、未来は変わります。保証協会も見違えるほどに、どんどん面白く変わっていますし、あちこちの税理士の方々もこのままではまずいと、意識を持ち始めています。検査マニュアルさえ、廃止できるのです。諦めていた現実を変えることはできます。今頃、多胡さんは、検討会議で鋭く斬り込んでおられるはずです(笑)
確かに、5年前は孤独に戦ってましたね。
多胡さん。志あるみんなで、未来を一緒に創りましょう。多胡さんの存在は大きいですよ❗
しばらく音信不通となっていた兄とこのブログを通して再会することができました。当社もリレバンから遠ざかる中で、皆様のお力をお借りして日本型金融排除や共通価値創造等に取組んでいます。これからも地域金融本質の発信をお願いします。