「(スルガ銀に)様々な提案を行ってきたが、銀行経営方針に対する考え方に大きな相違がみられた」
8日夕刻の日経電子版、
「ノジマ、スルガ銀と提携解消 異業種タッグ溝埋まらず」
にある言葉の一部です。
実をいうと、
かつてノジマの野島広司社長を良く知る方から、「多胡のいう組織的継続的リレバンは、野島社長の経営手法に重なるところが多い」と言われたことがあります。
そのこともあり、ノジマによるスルガ(リレバンの対局です)への資本参加に大いに期待していたワタシとしては、この結末は残念としか言いようがありません。
とはいえ、
いまやBaaSを活用することで、銀行機能を容易に手に入れることができます。
変革できない地銀をモデルチェンジするために多大なエネルギーを消化するよりも、こちらの方がはるかに近道です。
「モノを売るんじゃない、感動を届けるんだ」、
ワタシの好きなテレビコマーシャル、最近のノジマのものです。
このような考え方の徹底した銀行への期待が高まります。
それにしてもスルガはどうするのでしょうか。
リレバンが始まって20年、まったくご縁のない銀行なのでどうでも良いのですが。