本日の日経朝刊の大機小機「株主との対話という正論」、
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20220709&ng=DGKKZO62463600Y2A700C2EN8000
大変興味深く読みました。
投資家の機械的な対応を疑問に思うワタシとしては共感するところ大です。
~ある企業の財務担当役員によれば、資本コストの非開示を有力運用会社の担当者から散々なじられたが、後で調べてみたらその運用会社を51%保有する親会社の金融グループもやはり開示していなかったという。この隔たりを埋める作業を「対話」というなら、お互いを理解して歩み寄る姿勢が必要なはずだ。しかし投資家は歩み寄るどころか、機械的な財務目標に加えてESG(環境・社会・企業統治)などモラルの分野でも要求をエスカレートしているように見える。
散々なじった有力運用会社の担当者と親会社のギャップ、なんとなくワタシにも心当たりがあります、笑。
コメント
取締役会の多様性を求めながらも自社では親元の巨大証券出身者がずらり並んでいる運用会社、
とか、
業績について散々辛辣な言葉を浴びせるのに、自らの運用報酬は資産規模に比例する固定率であるアクティブファンド
とか、
すぐに事例が想起できそうに思われます。
北白川さま、
おっしゃる通りです。