ポストコロナのキーワード、「総力戦連携」ですが、まだまだ属人的なレベルがほとんどです。
金融機関にしても信用保証協会などの中小小規模事業者の支援組織にしても、レイジーな機関がいたら、組織連携はできません。
そのため、各組織で問題意識を持つ人たち同士が組織を横断してつながる”属人連携”がまだまだ主流であり、そのネットワークをバックアップするのが地域金融変革運動体のミッションです。
属人的な総力戦連携が、「組織連携」による総力戦に発展すると、当然のことながら変革が加速します。
旅芸人の目から見て、「組織連携」がうまく機能している地域は、石川県、栃木県です。
総力戦連携の核になる信用保証協会の「トップと役員層」の当事者意識と使命感がポイントだと思います。
12日のニッキンで取り上げられた、石川県信用保証協会の信用金庫職員を対象とする「事業者支援トレーニー制度」は組織連携により実現したものです。