🚩バフェット氏、静観

全米14位のファースト・リパブリック・バンク(FRC)が経営破綻し、米銀最大手JPモルガン・チェースがFRCのすべての預金と資産を買収することを発表しました。

振り返ってみると、2008年のリーマンショックでは、ウォーレン・バフェット氏がゴールドマン・サックスを積極的に支援しました。

バフェット氏は、2011年に経営危機にあった「バンク・オブ・アメリカ」にも、50億ドルの投資を行っています。

しかるに、今回の一連の米銀の破綻に対し、バフェット氏は動かず。

「ソーシャルメディアによって預金の流出に拍車がかかれば、銀行は破綻の危機にさらされる」と、3月16日の上院の公聴会でイエレン財務長官がSVB破綻とSNSの関係について触れていますが、

ワンクリックで預金が易々と動く恐ろしさを重く見ているからなのでしょうか。

旅芸人が、盤石といえる本邦地銀との経営陣と話すなかでも、「預金の粘着性」についての話題が加わるようになりました。

コメント

  1. K司 より:

    SNSがほとんどなかった時代に取り付け騒ぎを経験しましたが、あとで検証したら一つの流言飛語が原因のようでした。
    確かにそうした流言飛語に動かされる内部外部環境もあったことは間違いないですが、取り付けに合うような状況ではなかったと認識しています。
    これくらいSNSが発達してくると、そのリスクについては十分に対策を講じる必要がある時代になったと言えると思います。