コロナ禍の中休みのころ、ある地域銀行のトップと話をしたときに、一番噛み合わなかったのは、預かり資産業務でした。
ワタシは、
「手数料の低下で、ノーロード商品と積み立てが主流となるなかで、これを収益の柱とすることは間違い。地銀数行が大手証券会社とアライアンスを結ぶのもその流れではないか。」
と話したのですが、
「我々の預かり資産業務は儲かっている。収益の大切な柱だ。」
と反駁されて、議論は平行線になりました。
金融庁のヒヤリングの過程で、その銀行の証券子会社の仕組み債販売の状況が明らかになるのでは。
いまもなお「預かり資産業務は収益の柱か」、うかがいたいものです。