本日の日経電子版に「仕組み債、収益依存が高い地銀『集中的に検証』金融庁」との記事がありますが、
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB071220X01C22A0000000/
11日の東洋経済オンラインには、同社による地銀系証券会社27社に対する仕組み債アンケートの結果が出ています。
https://toyokeizai.net/articles/-/624108
この記事では、各社の営業収益に占める仕組み債関連収益の割合を集計しています。
~非回答の会社については、主に仕組み債の販売手数料が計上される「トレーディング損益(債券等)」の数値を参考指標として用いた。外国債券など一部の金融商品の販売手数料が含まれることがあるが、金融庁が掲げる運用報酬といったストック収益ではなく、商品の販売手数料といったフロー収益が柱となっていることに変わりはない。(記事より)
この前提に基づいたランキングが出ているのですが、仕組み債依存度が9割に近づくレベルのところがあるのには驚きます。
6割越えとなるとこの銀行系証券会社を含む6社。
30~40年前の邦銀時代、そのほとんどを証券業務、投資銀行業務に携わった人間として、言葉を失ってしまいます。