「よろず支援拠点が発足した頃、一番熱心に取引先を連れてきて同席してくれた。」
「15年ほど前、高齢者、障がい者への接遇が、今ほどクローズアップされる前のこと、航空会社などと並んで資格取得に熱心だった。」
これらは、かつての中日信用金庫を良く知る人たちの声の一部です。
十数年の間に収益環境の悪化、競争の激化の中で、経営サイドが目先の利益しか見なくなり、プロダクトアウトのノルマ強化へと動き、本来の信用金庫らしさを失い、単なる物売りへと変貌を遂げていったことが想像されます。
信用金庫は物売りではありません。
十数年前の現場を知る人たちが残っている限り、コンプライアンスの再構築は当然のこととして、真のリレーションシップバンキングを理解している経営陣に入れ替えることで復活は可能です。