りそなグループの新中期経営計画に関する報道で、地銀連携について触れています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB294J10Z20C23A5000000/
〜これまでりそなは独自に開発したスマートフォンのアプリや、顧客がまとまった資金の運用を一任するファンドラップを地方銀行に提供して緩やかなつながりを求めてきた。今後は顧客基盤の拡大を見据えていると言い、地銀との資本提携にも意欲を示した。リースや証券など銀行の機能を補完するビジネスの強化も視野に入れている。(記事より)
地域金融機関の連携については、かつては利付金融債で資金調達のつながりが強かった長期信用銀行が一番熱心でした。
現在もその流れで、あおぞら銀行、SBI新生銀行の動きが目立っています。
りそなの連携はプロダクトアウトの個人金融分野の比重が高いように読み取れるのですが、ここでの連携は他業態も虎視眈々と進めている激戦区です。
地域金融機関にとって、労働集約型で他業態からの参入障壁が大きな業務(たとえば経営支援、事業再生)での連携となると商工中金ですね。
ワタシは昨年まで4年間、商工中金の仕事をしていましたが、ここに一番こだわっていました。