金融検査マニュアルの廃止からちょうど4年が経過しました。
ワタシのところに聞こえてくる話は「廃止以前と変わっていない」というものが、残念ながら多数です。
それが事業者の再チャレンジに大きな壁となって立ちはだかっていると思います。
多くの金融機関は「事業者のBS呪縛」から、まだまだ抜け出すことができていないようです。
そういう金融機関の本部の人たちは、融資ディスカッションペーパー(融資DP)を読みこなして、その意味するところをしっかり理解しているのでしょうか。
なお、融資DPの作成にあたり、民間人として最も関与した森俊彦さんの著書「地域金融の未来」(第2章)には、このあたりのことがコンパクトに書かれています。
改めて読み返しています。