中小企業金融、地域金融で実績を着実に積み上げている金融機関に共通するのは、「先義後利」の考え方がトップから現場まで徹底されていることです。
「義を先にして利を後にする者は栄える」
という思想は地域密着型金融そのものだと思うのですが、この考え方をもって組織的継続的に経営を行っているトップは以前と比べるとかなり減っているように思えます。
逆風に右往左往するようでは、「先義後利」の経営はできません。
前例踏襲、横並びに頼るひとには無理です。
「表面はお客さまのためにするように見せかけて、実は自分の利益を図ることに邁進する」、
そういう「お為ごかし」の経営者が多いことは残念と言わざるを得ません。
お客さまからはミエミエですが。
先日読んだ記事に「お為ごかし」という言葉を発見し、すぐに反応してしまいました。