事業者支援に関し、業界内で先進的取り組みを行っているところに視察に行くという動きが顕著になっています。
貴重な時間をいただき教えを乞うわけですから、生半可な気分で臨むのは相手さまに対し失礼千万だと思います。
信用金庫の事業者支援業務について、担当部署の人間に気軽に「勉強してこい」と指示を出す経営者へのダメ出しメッセージは下記の3日のブログ↓の通りですが、
信用保証協会についても、それなりの段取りと自組織内での意思統一が不可欠です。
視察前に、経営トップが経営支援への意欲を職員全員に伝え、それに従って職員が視察し、持ち帰ったものを自らの組織にに合うように加工しなければ、視察の効果が出ません。
先進協会に視察訪問している協会に、ここまでの覚悟を持っているところは、どれだけあるでしょうか。
ただ職員を視察に行かせて、あとは任せたでは、結局、トップと視察に行った職員の間の管理職のところで骨抜きになることは十分に予想されます。